理事長挨拶

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理事長挨拶

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良きめぐりあいを

松山東雲女子大学及び短期大学へのご入学おめでとうございます。
皆さんは創立135年の歴史と伝統を有する松山東雲学園に在籍することになりました。皆さんにはこの歴史と伝統を継承することが課せられています。そのためにはしっかりと本学園の「建学の精神」を理解していただくことが必要です。
一言でいえば、“自立した女性の育成”です。明治19年(1886年)の創立当初の松山における女性の地位は確立していませんでした。いわゆる男性社会で女子に対する教育は顧みられることがありませんでした。創立者二宮邦次郎は牧師としてキリスト教の精神に基づく女子教育を掲げ、松山女学校を設立しました。これが今日の松山東雲学園の前身です。皆さんには自立した女性として社会で活躍していただかねばなりません。そのためには、「初心忘れるべからず」です。
この学園の門を潜った時のその志しを忘れることなく、それを達成するために、あらゆる方法を駆使して実現しなければなりません。その時に皆さんの大きな力になってくれるのが友達であり、教職員です。どのような仲間と巡り合えるか、それは自分の人生にとってとても大切なことです。時には不幸な結果を招きかねないこともあります。しかし、良い巡り合いは素晴らしい力を与えてくれるでしょう。愛媛の誇る詩人坂村真民さんの詩に「めぐりあい」があります。

めぐりあい
めぐりあい それは ふしぎなもの ありがたいもの
なみだのながれるほど てをあわせずにおられないほど
わたしをはげまし わたしを生かしてゆく 
いのちであり ひかりであり つえであり つなである
     「花ひらく心ひらく道ひらく」より


このような仲間が見つかり、皆さんの勉学が向上し、その果てに皆さんの目的が達成されたならば、この学園に入学した選択が間違いでなかったことのあかしとなります。
いま、世界中がコロナウイルス感染で苦しんでいます。ここ松山も例外ではありません。一人ひとりの気のゆるみが、爆発的な感染を生じさせます。学園生活を充実させるためには、十分に健康に気を付けることがその第一歩であることを覚悟しましょう。

2021年4月
学校法人 松山東雲学園
理事長 小西 靖洋