理事長挨拶

理事長挨拶

理事長挨拶

 理事長 丸木 公介

2024年春、創立138年を迎えた松山東雲学園にご入学・ご入園されました皆様に心からお慶びを申し上げます。皆様にはこの歴史と伝統を発展・継承する担い手の一人として、学園での生活を有意義に、悔いのない時間を過ごしていただきたいと思います。

 学校法人松山東雲学園は1886年に二宮邦次郎により創立しました。二宮邦次郎は創立にあたり当時鎖国政策を廃止し諸外国と対等に交流するのに最も必要なものが教育であり、特に女子の教育が急務だとのべています。

 そこで、キリスト教の精神に基づく教育を掲げ設立されたのが、この松山東雲学園の前身である四国最初の女学校である松山女学校であります。以来、138年の歴史の中で、学園同窓生の数は6万人を超え、大学・短期大学、高等学校・中学校、認定こども園を擁する女子総合学園として、地域社会と共に歩んで参りました。

 今、少子高齢化や大都市集中等の社会情勢により、本学園のような地方の小規模学園は非常に厳しい状況に置かれています。しかしながら、わずか2人の子女のために設立された本学園の歴史を思い起こす時、我々関係者が地域の大切さを再認識し、「地域と共に生きる」ことを覚悟し、その教育活動の成果が「地域に活かされる、社会貢献につながる」と信じ、しっかりとした教育活動を継続・努力すれば、松山東雲学園の歴史はこれから先150年、200年へとつながるものと確信しております。

 本学園で学ぶ学生、生徒、園児たちには、地方の小規模学園だからこそ得られる恩恵を十分に享受しながら、本学園が理想とする自立した人間へと成長されることを切に希望し、ご入学・ご入園のお祝いの言葉といたします。